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自然観察日記

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野の草:ノジスミレ、ヒメウズ、コオニタビラコ等

 3月17日、S川からマイフィールドの雑木林へ向かう途中の道で、咲いていた野草です。
 ノジスミレ スミレ科の多年草



葉裏、葉柄、花茎 に毛が多い


側弁の毛は普通ありません。  柱頭の先端の形はカマキリの頭型
は結構細長いですね。


 カンサイタンポポ キク科の多年草

カンサイタンポポは他の日本タンポポに比べてもほっそりして、舌状花の数が少ない感じです。

カンサイタンポポの葉は変異が結構あるのですが、この写真のように、ノコギリ状の大きなぎざぎざが殆ど無いものが多いです。


 ヒメウズ キンポウゲ科の多年草

うつむきに咲く花の直径は5~6mm

白い花弁のようながくの内側にある筒状に立ち上がっているのが淡緑色のものが花弁です。
花弁にはごく短い距があるとの事、一つ上の写真に映っています。
雄しべは9~14雌しべは2~4との事。

 オオイヌノフグリ オバコ科の越年草

つい綺麗なので撮ってしまいました

 コオニタビラコ キク科の越年草

田んぼによったら、咲いていました!春の七草の「仏の座」です。
放射状に広がった根生葉を仏様の台座に見たてたんですね!


花は殆ど立ち上がらない。
頭花の直径は1cm弱、すべて舌状花で、舌状花の数は図鑑記載で6~9となっていましたが、ここのは、8~10位でした。


 ハコベ ナデシコ科の1年草

雄しべは10~8本ぐらい。やくの色って赤紫色だったんですね!花粉は白です。
柱頭の先は3裂、花弁5枚は2深裂


この他、ホトケノザやヒメオドリコソウ、ナズナ、タネツケバナ等も咲いてました。
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