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自然観察日記

野草や樹木昆虫野鳥動物など自然の色々なことを観察解説する日記

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ケテイカカズラとテイカカズラ

 5月6日は、箕面へ行きましたが、その時に咲いていたからその2です。
 箕面へ向かう途中で、テイカカズラの花がとてもきれいに咲いていたのでパシャリ

家に帰って記事作成の準備をしましたが、色々調べて、撮った物はテイカカズラではなく、ケテイカカズラと分かりました。そこで、少し掘り下げてみたいと思います。

 ケテイカカズラ(キョウチクトウ科の常緑ツル性木)  

葉は対生で変異が大きいです。楕円形で先は細くなります。縁は全縁(地面近くのものは鋸歯が出る事もある)で表面には艶があります。裏はやや粉白で毛があります。茎にも毛があります。

テイカカズラと言えば、葉を引っ張って切ると切り口から繊維が出るのが特徴です(ケテイカカズラも同様)

繊維が出ている 

ケテイカカズラはテイカカズラに似て葉の裏が毛深いようですが比較ができないです。

円内 毛が分かります 茎の毛も分かります

一番の見分けのポイントは花の筒部の長さの割合
    テイカカズラ          ケテイカカズラ 右下+クリック大

花筒の太い部分(白矢印)よりも細い部分の長さ(赤矢印)がうんと長いのがテイカカズラ
花筒の太い部分(白矢印)細い部分の長さ(赤矢印)とほぼ同じなのがケテイカカズラ
という事で撮った写真を検討、ケテイカカズラと決めました


ケテイカカズラ(テイカカズラも同様)の花は、
正面から見るとカザグルマのように右に旋回しているように見えます。

↑蕾を見るとソフトクリームのようにS巻きにねじれています。


正面から見ると雄しべや雌しべや雌しべ良く分からないので切ってみました。                  ↓右下+クリックで拡大

正面から見ると5つの丸い穴が開いていて、ここに口吻を差し込んで!と言っている様です。穴を仕切るように花筒の内側に毛が生えています。
中央には三角を合わせたような矢の先のような突起があります。
横から見た断面では、矢の先は5本の雄しべの先が組み合わさっているようです。
本には、矢の先の部分が葯と書いてあるのですが、私にはそう見えませんでした。
以下私の勝手な解釈です。

雄しべの先の三角と三角の間から口吻を差し込んで蜜を吸うのでしょうがその先どうやって受粉するのか結局良く分からなかったです。

参考図書「知るほどに楽しい植物観察図鑑」本田郁夫著
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