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自然観察日記

野草や樹木昆虫野鳥動物など自然の色々なことを観察解説する日記

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ナガコガネグモ、ウズグモの仲間、コシロカネグモ

 8月5日、マイフィールドの散策では、蜘蛛に出会った。たいていは、ジョウロウグモなのでくもの巣を悪いと思いつつ破り破り進むのです。この日は綺麗なかくれ帯を張ったナガクモネグモの幼体や渦巻き模様のかくれ帯の蜘蛛銀色に光るコシロカネグモに出会う。
  ナガコガネグモ幼体  大きさ15mm  

 大きな楕円形の「かくれ帯」の裏にかくれていた

 かくれ帯とは蜘蛛の巣の中央部に太い白い糸で作られた、楕円形や渦巻き模様や十字模様
の帯
で、通説では、これに蜘蛛が隠れる為に作られるとされている

 ナガコガナグモのかくれ帯は幼体の時はような大きな楕円形が多いが、親蜘蛛になると貧弱な帯状のかくれ帯になる。
←成体は大きさ♀20-25mm ♂8-11mm垂直の円網を張り中央に止まる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  ウズグモの仲間のかくれ帯  渦まきの直径:3cm弱   

↑綺麗な渦巻状のかくれ帯を作っているのはウズグモの仲間らしい。
何とか裏に回って蜘蛛の写真を撮ろうと試みたが難しかった。

 
  コシロカネグモ  大きさ:♀8-11mm ♂5-8mm  

      ↑笹の葉の上に銀色に光る蜘蛛を見つけた、調べてみたらコシロカネグモらしい
草原、雑木林の周辺、林道、渓流沿いの縦間などの水平円網をはって中心に止まるとの事
 
 
ここで蜘蛛のかくれ帯について調べてみたら次ぎのような事がかかれていた。
  研究したのはアメリカのクレイグさんとバーナードさんで,コガネグモの1種 Argiope argentata で白帯が紫外線を反射していることと,網自体は紫外線をほとんど反射しないこと,白帯があるほど網に昆虫がよくかかること(誘引説)を証明しました。実験に用いた昆虫はショウジョウバエで,ハエの捕獲率は網だけの場合に比べて白帯があれば1.5倍,白帯とクモがあれば1.7倍にも上がりました。白帯は昼行性のクモの網にしか見られないことから,その意義が太陽光線に関係していることは予想されていましたが,昆虫がわざわざ寄ってくるとは! 昆虫の目には白帯やクモが花同様のものに見えるのでしょうか。あらためてクモの網の巧妙さに感心させられます。
 白帯だけでなく,クモの体も紫外線を反射することによって昆虫を誘引しているという結果は意外なものでした。そこで,たくさんのクモが集まればより多くの昆虫を誘引する結果になる,餌捕獲率の上昇がクモの集合性を進化させたという仮説を証明しようとクレイグさんは考えているようです。
 ところで,クレイグさんの実験によって白帯の機能が証明されたのはコガネグモの仲間です。例えばウズグモの仲間では網自体が高い紫外線反射率をもち,昆虫を誘引していますから,白帯の機能はまた別かもしれません。
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