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自然観察日記

野草や樹木昆虫野鳥動物など自然の色々なことを観察解説する日記

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冬芽観察:ミツバウツギ、ヤマウコギ、フユザンショウ

 2月4日は、カワガラス狙いで箕面まで出かけましたが、野鳥の姿は殆どなく、歩きながら冬芽観察となりました。その時にこれなんだろう?と思うものがいくつか見つかり、さながら冬芽探偵のような気分で、冬芽から「この木はなんだろう?」と謎を解きを楽しみました。葉のある時期に気づかなかった植物に気づくことができ、凄く楽しかったです。

 ミツバウツギ(ミツバウツギ科の落葉木)  

↑果実が残っていたので気づきました。ミツバウツギがこんな所にあったのね!または花の時期に来ましょうね。

葉は対生で三出複葉です。参考まで2017年5月撮影の花と葉









←側芽 対生ですから側芽も対生です。
お結び型で芽鱗は2枚見えます。

葉痕は角のとれた三角形~半円形、維管束痕は3個見えます。









仮頂芽です

仮頂芽ですから基本側芽と同じです。

上から見ると、2つの仮頂芽の間に落枝痕が見えます。


維管束痕5個見えるのもありました。

樹皮

左成熟樹皮 右若い樹皮
細かい縦縞があるようですね!


 ヤマウコギ(ウコギ科の落葉低木)  

鋭い棘のある木を見つけました。サンショウなら対生に棘が出て、イヌザンショウならずれるから、そのあたりかな?と考えたのですが、冬芽が全く違いました。家に帰って図鑑をあたるとヤマウコギと分かりました。若い枝しかなかったですが白い皮目が目立ちますね。
葉は互生で、棘の上に冬芽や葉がでます。

短枝が良く発達するとの事で、葉痕が沢山見えますからこれは短枝の頂芽のようです。冬芽は卵形で、やや開出しています。淡褐色の芽鱗が、10枚ほど見えました。葉痕三日月形で、維管束痕7個との事よく分かりません。同じウコギ科のタラノキにそういえば似てますね!


 フユザンショウ(ミカン科の常緑低木)  

フユザンショウの葉を見つけました。葉は互生で、奇数羽状複葉、葉軸に翼があり、葉軸の上下に長い棘があるのが特徴です。小葉には鋸歯があります。
フユザンショウは以前もこの辺りで見つけたことがありましたが、そういえば冬芽の観察はした事なかったと思いました。


サンショウによく似て葉痕の両側に対生に棘があります。


側芽は、小さい三角形で、芽鱗は、7枚ほど見えました。
葉痕は角の取れたハート型
維管束痕3個でやや飛び出し人の顔のように見えます。なかなか愛嬌のある顔ですね!土偶の顔に似ています

続く・・・
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