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自然観察日記

野草や樹木昆虫野鳥動物など自然の色々なことを観察解説する日記

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ヌマトラノオ、タカトウダイ、トリアシショウマ、チダケザシ、ヤマブキショウマ比較

 7月29日~8月4日まで、新潟、福島の裏磐梯、山形西吾妻山、最後は乗鞍高原に寄って帰ってきました。しばらくはこの時に見た色々な物をご報告します。
 7月30、31日裏磐梯の宿の泊まりました。五色沼等散策しましたよ。その周辺で見た植物その3です。
 ヌマトラノオ(サクラソウ科の多年草)  

花序が真っ直ぐ立っているのがオカトラノオとの違いですね。
葉は互生、倒披針状長楕円形で縁は全縁 
花冠は5裂、雄しべ5本
そういえば、オカトラノオもありましたが撮りませんでした。

 タカトウダイ(トウダイグサ科の多年草)  全草有毒

草丈が70cm程と、トウダイグサ属としては、かなり背が高いことから「高灯台
葉は互生で披針形~楕円状倒披針形、先は鈍頭で縁には細鋸歯が有るとの事ですが、全縁に見えました。非常に細かいって事ですね。

茎の頂部に5枚苞葉を輪生しその上に花序をつける。
まず5輪生して、花柄が5個で、その上に苞葉3枚輪生し花柄が3個でて杯状花序がつく。オレンジ色は腺体


またチダケサシトリアシショウマが見られたので先の北海道旅行で見られたヤマブキショウマとあわせて比較してみたいと思います。
 チダケサシ(ユキノシタ科の多年草)  本州四国九州に分布

葉は互生、茎葉は少なく、花序が直立する
この長い花茎に乳茸と呼ばれるキノコを刺して持ち帰ったことから、「乳茸刺し」(チダケサシ)

花は 白~紅紫色 花弁は5枚 雄しべ10本


 トリアシショウマ(ユキノシタ科の多年草)  北海道、本州の中部地方以北の主に日本海側に分布

葉は互生 3回3出複葉
 芽生えた時期の茎の先が鳥足状に分かれているので 「鳥足升麻」
ショウマというのは漢方薬の「升麻」の事でサラシナショウマの根より作る。白い長居穂状の花を付ける点が似ていることから

花序は傾斜して先は垂れる 花は白 花弁は5枚 雄しべ10本

ちなみに今回出会わなかったアカショウマは 本州(東北南部~近畿中国地方)、四国に分布 根茎の皮が赤いことから「赤升麻」との事


 ヤマブキショウマ(バラ科の多年草)  

葉は互生、2回奇数羽状複葉
葉がヤマブキに似ていることから「山吹升麻」

花序は傾斜して先は垂れる 花は白 花弁5本、雄しべ10本

三種の比較     写真は右下+クリックで大きくなります
チダケサシ      トリアシショウマ     ヤマブキショウマ



3回奇数羽状複葉     3回3出複葉    2回奇数羽状複葉
基部は楔形      基部は心形     基部はやや心形
先はわりと鈍頭     先は尖る     先は尾状に尖る
鋸歯      重鋸歯      重鋸歯
葉脈は   網目状      網目状      側脈が並行で直線的

チダケサシ      トリアシショウマ     ヤマブキショウマ



雄しべの長さ=花弁    雄しべ<花弁     雄しべ>花弁
花の色   白,紅      白          白



コオニユリ、ヤマユリも見ました。既出
クサレダマ、ミズギボウシ、オトコエシも見ましたが、それは別の場所でも見たのでそちらでアップしたいと思います。

次回は木の実編です。
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